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法律が分かりにくい理由
2021.12.7
幣所ホームページをご覧いただきありがとうございます。
法律の条文を読んでことがある人は多いと思います。
ただ、その際にはこう思われたのではないでしょうか。
「難しくてよく分からない」
私も、最初はそう感じました。
大学生になり、法律を学びだした当初、条文の言葉が複雑でよく分からないと。
ただ、それは法律を作る側の視点で考えてみるとよく分かります。
法律を作る側からすると、一つ一つの個別の事案に対応できるような定め方はできません。
できる限り、どんな事例にでも当てはめられるように法律を作る必要があるのです。
そうすると、条文の内容としてはある程度抽象的で、広い意味を含んだ言葉を使わざるを得ないのです。
条文の言葉が難しいと感じた場合は、その視点で読み直してみましょう。
立法者としては、根底に想定している具体例があります。その具体例を抽象化すると条文の文言になります。
そうした視点で読んでみると、条文を読むのが楽しくなってきます。
ありがとうございました。